10点取った翌日に完封負け…どうしてヤクルトの試合は面白いのか

 今シーズンはホントに色んなことが起こります。サヨナラ満塁ホームランが2本も飛び出したかと思ったら、歴史的な大型連敗を喫して、ついでに歴史的な大逆転をやられたかと思えば、今度は逆に10点差をひっくり返す歴史的な大逆転をやってのける。もう、よく分かんねぇな、と。

 

 僕はそれなりに長くヤクルトファンをやっていて、いつも思うのは「ヤクルトは強くないけれど面白い野球をするチーム」ということです。勝った負けただけで喜ぶならば、もっと応援する甲斐のあるチームはあるのですが、野球の面白さを教えてくれるのは常にヤクルトです。

 

 これは、僕の持論なのですが、ヤクルトは12球団で最も「流れ」に左右されるチームだと思います。だから、勢いが付くと10点くらい取れるし、投手も好投する。でも、くじかれると打線は沈黙してダメになっちゃう。これがヤクルトなんですね。

 

 僕は、スワハウスのマスターのミヤさんとたまにビリヤードをするのですが、プレー中にこんな話が出たことがあります。「ビリヤードと野球は似てますよね。ワンプレーごとに止まるし、その局面によって打つ手が変わる」って。そして、試合のなかで大事な局面を制することができたら、必ず流れがやってきます。それを引き寄せられるかどうかが大事。

 

 かつて、野村監督が指揮を取っていったときは、これが天才的に上手かった。1試合単位でも、1シーズン単位でもノムさんは勝負どころを逃さなかった。そういう野球ができるだけの選手を育てだし、本当に見事だったと思います。それ故、智さんや岡林さんが連投せざるを得なくなることもあったのですが、それでも、大事な局面でノムさんは、当時のヤクルトは強かった。

 

 真中監督もそういう野球ができる監督です。しかし、やはり手駒となる選手が必要なんですよね。2015年はそれだけの選手が揃っていたから、そういう野球ができていたと思います。「序盤に先制点」「先発は5回まででいいからQSを」「7回以降はROBが抑える」っていうツボを抑えていた。

 

 なんでヤクルトが流れに左右され易いのかは分かりません。強いていうなら、どの球団にも「強い」って思われてなくて、自分たちも「強い」っていう自覚がないからじゃないかなーって思います。そういうブランド力のないチームは、流れを味方に付けないと勝てないものだと思います。相手が勝手に慌ててくれたりしないので。

 

 試合をじっくり観ていると、必ず重要な局面というのが何度かやってきます。そこで打ち勝つことができれば、試合の流れがやってきて、きっとヤクルトは勝つでしょう。

 

 そういう場面を発見してみるのも、野球を観る楽しみなんじゃないかなと思います。

 

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