情けなさすぎる山口俊の飲酒トラブル

 DeNAから巨人にFA移籍した山口俊投手が、予告先発されていた18日中日戦の登板を緊急回避。11日未明に都内の病院で、扉を壊したり、警備員の男性に全治2週間の怪我を負わせていたトラブルが発覚しました。

 

 このニュースを知って、プロ野球ファンとして心底情けないというか、悲しい気持ちになりました。ヤクルトはいま12連敗していますが、100連敗しようが、こういう情けないトラブルだけよりは100倍マシ。すべてのファンを失望させる、とんでもない事件です。

 

 野村監督は、よく「自分-野球=0」になってはいけないという言葉を言っていました。プロ野球選手とはいえ、野球だけができるのではいけない。いち社会人として人間力を高めないといけない、と。酒でトラブルを起こすなど、大学生でもわかるような、社会人の基本中の基本です。まして、2億円も貰っていながら今季まだ1勝しかしてないアスリートが、誕生日とはいえ、シーズン中に朝まで酒を飲むのかと問いたい。また、山口のお父さんは元大相撲の力士ですよね。力のある者が、弱い者を傷つけるなんて、絶対にあってはいけないこと。そういうことを、父親の背中から学んでいなかったのか。

 

 巨人は今季球団史上初の13連敗を経験し、若い高橋由伸監督も苦しんでいるところ。昨年は野球賭博の問題もありました。そういうなかで、なんの自覚もなく、こうした事件を引き起こしてしまう山口俊には心の底から失望しました。 

 

 僕は父も母も祖父も祖母もみんな巨人ファンの家庭で育ちました。80年代、90年代と巨人は確かにカッコよかった。国民の注目を集め、今考えれば恐ろしいほどのプレッシャーのなかでも結果を出す一流選手が揃っていたし、長嶋・松井がいなくなってから消えてしまった品格があった。そして、ヤクルトにとっては、倒しがいのなる巨大な壁、まさに球界の巨人だった。

 

 でも、時代は変わり、視聴率の低迷から連日放送されていた地上波放送がなくなり、巨人以外の11球団の人気が非常に高くなりました。近年は、巨人がスペシャルなチームではなくなってきたと思います。「打倒巨人」というプロ野球の構造を考えれば、これは残念なことで、同時に寂しくもあります。

 

 でもね、山口俊という人の人生はここからも続いていくわけで、とにかく今は事実関係をきちんと球団なり、世間に説明して、この不祥事と向き合って、とことん反省して欲しいものです。まだ30歳。野球選手としてはベテランでも、人間としてはまだまだこれからなのですから。

 

 人間は弱く、必ず失敗します。しかし、人間の良いところは、いつだって変わることができることだと思います。そして、人生は何度やり直したっていい。最大の悪は、自分はこういう人間だと決めつけて、変わらないことだと思います。

 

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