それでも、錨を上げて進めヤクルト号

 引き分けを挟んで8連敗。今年は故障者の離脱も多く、大型連敗になってしまうケースが多いので、その辺りはなんとも辛いところですね。

 

 最近は、報道やネットなどいろいろなところで、今後のヤクルトについての議論がされています。監督を代えること、練習環境を整備すること、管理野球を導入することなどなど。いろいろな意見がありますが、みなヤクルトに勝って欲しいという気持ちは同じです。

 

 最初に書いておきたいのは、僕が理想とするヤクルト像は常勝軍団ではなく、「勝っても負けても後悔しないチーム」です。野村克則コーチがつくった「ヤクルトスタイル」という言葉が僕は大好きで、ヤクルトらしい温かみとチームワークにあふれた素敵なチームをつくって欲しいといつも願っています。結果的に勝つ時もあるし負ける時もあるでしょう。でも、そんなのは勝負ですから、あくまで結果でしかない。大切なのは過程だと思っていますし、いまは故障者が多くて、本来のチームの姿ではないというのがとても残念です。

 

 2015年こそ混セを制して優勝することができましたが、2013年と14年は最下位。16年は5位。今年も厳しいシーズンになっています。その原因は何かと言えば、「多すぎる故障者」と「この10年のドラフトの結果」だと考えています。

 

 故障者を最小限にするのには、練習環境の整備やトレーナーを増員すること、厳しい監督の元、管理野球で練習させることなどが挙げられていますね。確かにそれをすれば、勝率は上がるような気が僕もしています。でも、僕は黄金時代の良い雰囲気を知っている真中監督が提唱する自主性を重んじる野球が好きです。

 

 また、ドラフトについては、この10年間を振り返るとなかなか厳しい結果になっているのが一目瞭然です。しかし、小川淳司SD主導になってからの2015年、16年ドラフトは原樹理、廣岡、高橋、山崎、渡邉、寺島、星、梅野、大村と活躍がかなり期待できる選手が揃っていますね。ここで名前を挙げなかった選手も頭角を現しても不思議ではないくらい。

 

 ただ、2015年以降の選手たち。ここでは便宜上「廣岡世代」と言わせてもらいますが、彼らが一軍の主力になるにはまだ数年かかると思われます(原樹理や星くんはすでにローテの一角ですが、特に高卒の選手は。

 

 今後のドラフトもいい選手を拾ってきてくれると信じれば、廣岡世代が主力になる頃は、ある程度安定した成績が残せるようになるのではと期待しています。高津監督にはぜひ来年以降も続投してもらって、後進の指導に当たってもらいたいものです。

 

 ただ、それまでの間は、傷だらけの84年組を中心としたメンバーでなんとか闘って行かねばなりません。いわゆる暗黒期が訪れてもなんら不思議ではないでしょう。あとは、真中再生工場に期待しつつ、ブキャナンのように質の高い外国人選手が頼みの綱です。これでなんとかやりくりしていかないといけません。

 

 先日のS1では、恩師であるノムさんからお叱りを受けていたけれど、真中は勉強熱心な人だし、監督としてまだまだ伸びると信じています。廣岡世代が主力になるまでの間、なんとか乗り切って欲しいんです。

 

 練習環境の整備はなるべくがんばって欲しいとは思います。ただ、ここで管理野球を導入するのはどうだろうって少し思っています。1978年のヤクルトV1は廣岡監督の厳しい管理野球の元、達成されました。そういう意味では実績があるし、監督の人選によっては実現できそうな気もしますが…ヤクルトスタイルが消えてしまいそうで、不安もあるわけです。

 

 ファミリー球団、ヤクルトスタイル。悪く言えば、ぬるま湯の体質がヤクルトにはあるのかもしれませんが、僕はそんなヤクルトが例え弱くても好きです。もちろん、できれば勝ってほしいけど、勝つならヤクルトらしく勝って欲しい。そんな風にいつも願っています。

 

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