最初の一球が、最高の一球に

 苦手のビジターゲームですが、対する阪神も現在7連敗中でまるで勢いがありません。どっちのネガティブ要素が上回るのか…お互いのファンは相手チームにエンジンが掛からないことを祈るばかり。

 

 ただ、ヤクルトとしては哲人の調子が上向きだし、バレとライアンが帰ってきたのはかなりのプラス要素でした。

 

 試合は先制されながらも、阪神投手陣の乱れもあり、5回に一挙4得点。ここから細かい継投が始まります。

 

 6回は石山が0に抑えて、7回はルーキが1点を奪われ4-3になるもののリードは保ったまま、ついに登場しました。セットアッパーライアン!打者3人で片付けて、格の違いを見せ付けました。この辺り、エースのプライドを垣間見た気がします。

 

 しかし、波乱は9回に待っていました。秋吉が2アウトからヒットとフォアボールでランナーを出すと、打者原口の場面で普段ほとんどしないようなワイルドピッチ。智さんがマウンドに駆けつけます。

 

 

  「新人王どころかMVP確実」とまで言われていた1993年の伊藤智仁。しかし、当事者である智さんも、ボールを受けていた古田敦也も「異変を感じたときに、投げるのを止めておけばよかった」と後に後悔した、一球がかつてありました。

 

 結局、秋吉は肩の違和感で登録抹消の見込みに。あそこで無理してさらに投げていたら確実に悪化していたはずです。降板をするのも、降板させるのも辛かったと思いますが、これでよかったと思います。

 

 そして、「キャッチボールも4球くらいしかしてない」という近藤が緊急登板。さきほどのワイルドピッチでランナーは2、3塁ですから一打出ればサヨナラの場面。しかし、ここで抑えるのがいてまえ根性。最後の近鉄戦士の意地というもの!

 

 代わりたての初球は狙われるものだし、打たれやすいものです。人情として、まずはストライクゾーンに投げたくなるものだから、ドキドキしながら見守っていました。

 

 しかし、西田の出したサインは、初球から外角に外れる必殺のスライダー。最初の一球が、最高の一球に。ズバっと決まって空振り三振!千両役者の活躍で、近藤がプロ初セーブを決めました。

 

 これでヤクルトは2連勝。逆に阪神は8連敗になりました。若手中心の阪神は苦しいかもしれませんが、10連敗というのはなかなか経験ができるものじゃないし、若手選手にとっていい経験になると思うので…いかがですか?金本監督( ´艸`)

 

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