メガホンを投げ入れる問題

 最近、神宮球場で負け試合のあとにグランドにメガホンを投げ入れる人がいるそうで…ちょっとそのことについて書こうと思います。

 

 かつて、野球中継が地上波で巨人戦が毎晩放送されていたころは、巨人が負けるとグランドにたくさんのメガホンが投げ入れられて、最後はそれをカメラが写して放送終了なんていう画がよくありました。もちろん、甲子園とかでも同じようなことがあったりして。

 

 まるで、大相撲で横綱が敗れたときの座布団かのように、平気でメガホンを投げる文化が確かにありました。そして、それに対してバッシングというか、批判的な意見はSNSが当時なかったこともあって、そこまで聞かなかったように思います。

 

 野球ファンがユニフォームを着て応援する文化もなかったころは、野球場で買うグッズといえば、応援メガホンくらい。僕も子どものころ、野球場に行くと、メガホンと背番号シールを買って貰って、選手の練習を観ながらシールをペタペタ貼っていました。

 

 で、そのメガホンを次回も持っていくかというと、そんなことはなく。また次に行く時に購入してまたシールをペタペタ貼る。そんな頻繁に野球に行けるわけじゃないし、むかしのメガホンは大きかったから荷物になるし、数百円で買えるということもあって、そんな感じでした(家にはどんどん溜まっていく。だから、投げ入れちゃう人たちも含めて、使い捨てって考えている人は結構多かったんじゃないかなあ。そういうわけで、試合後にグランドに投げ入れる人は、怒りもあるし、メガホン要らないから捨てちゃえ!っていう感じだったんじゃないかなーと思います(擁護してるつもりはないですよ。

 

 でも、時代は変わりました。いちばん変わったと思うのは、むかしはテレビではやっていたら観るけれど球場には年に1〜2回くらいしか行かないライトなファンに支えられていた野球界でしたが、現在はスキあらば球場に行くコアなファンに支えられているということです。現地至上主義時代とでも言いましょうか。

 

 音楽業界もそんな感じですよね。iPodYouTubeなどの台頭で、CDの売上そのものは落ちてしまったけど、人類はかつてよりもいろんな音楽を聴くようになり音楽ファン自体は増えたそうです。だから、ライブの人気が高くなり、チケットがより一層入手困難になったとか。ネットやCATVで12球団の生中継が観られるようになり、リアルタイムで細かい情報がSNSでシェアできるようになったからこそ野球界でも同じような減少が起きているのではと分析しています。

 

 むかしは気にならなかったし、僕が知る限り大した問題にならなかったメガホンの投げ入れですが、いまは僕自身も確かに不快感があるし、ネットでは大きな問題になっています。なんででしょうね。野球に対する向き合い方が変わったからか、時代が進んでコンプライアンスとかを重視するようになったからなのか。

 

 まあ、何にしても物を投げれば、誰かに当たる可能性がありますし、止めて欲しいものですね。

 

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