【特別企画】現・有・戦・力⑨ 荒木貴裕

 今シーズン、僕のなかでの個人的な評価が180度変わった選手といえば、何と言っても荒木貴裕ですね。同い年の川端慎吾が数年前からレギュラーに定着し、首位打者などのタイトルを獲得する一方で、これまで僕には荒木からあまり危機感を感じられませんでした。

 

 しかし、背番号を「24」から「10」に変更した今シーズン、荒木に変化が訪れます。真中監督は、「よく考えて打席に立っている」と絶賛。5月14日の松山の試合では今シーズンチーム2本目となるさよなら満塁ホームランを打ちました。ここまで打率は.257ですが、本塁打は4本(すでにキャリアハイ!)。それも効果的なところで打ってくれている印象がありますよね。

 

 真中監督からすれば、二軍打撃コーチ、同監督時代の教え子でもありますから、成長に目を細めているでしょうし、どこでも守れるユーティリティっぷりに助けられていると思います。チームとは得てして監督のカラーが出るものです。「考える野球」というのは、野村IDの血を受け継ぐ真中ヤクルトのカラーでもありますから、それを体現できる荒木貴裕は貴重な存在だと思います。

 

 今シーズンここから荒木に求めたいことは「思考」です。試合の状況や、対戦相手の心理を考え、相手の嫌がることをして欲しい。そして、若い選手たちにその読みを伝えてあげて欲しい。野手全員が荒木のように考えて野球をすることができれば、必ず勝機は増えるでしょう。

 

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