【特別企画】現・有・戦・力② 上田剛史

 2015年は上田が怪我をしていたため、比屋根がセンターを守り、リードオフマンとして活躍しました。比屋根が出塁すれば、川端山田畠山の強力打線で必ず先制点が取れる。そういう時期が確かにありました。しかし、上田が復帰してからは、比屋根の出番は次第になくなっていきました。

 

 2015年、ヤクルトがドラフト1位で指名したのは、前回の記事でも書きましたが、明治大学の高山俊でした。しかし、くじ引きで外れてしまい、結果的にレギュラーを獲得したのは、オリックスから移籍してきたグッチでした。

 

 本来なら、こんなにバタバタしなくても、ヤクルトのセンターは上田剛史で固定されていなければなりません。青木宣親が渡米する頃、上田はイースタンリーグ盗塁王を獲得し、青木宣親の後継者として期待されていましたし、僕自身も上田が持つ抜群のポテンシャルを見て、非常に期待していました。

 

 しかし、現時点で上田剛史青木宣親になれたかというと、残念ながら答えはNOでしょう。

 

 上田剛史という選手は本当に素晴らしい才能を持った選手だと思います。しかし、野村監督の言葉を借りれば、どうしても「天性だけでやっている」ように見えます(天性だけでここまでできたら十分すごいのだけど^^;

 

 6月18日(日)の日ハム戦では、上田は内野安打で出塁すると果敢に盗塁を仕掛けました。すると、キャッチャー大野の送球がそれて、上田は三塁まで到達しました。内野安打1本で3塁まで進めるのが俊足の選手の魅力です。こうしたプレーは必ずチームの力になります。

 

 上田には、自分がどういうプレーがしたいかではなく、相手がどんなプレーをしたら嫌がるのかを考えて動いて欲しいです。

 

 天性の運動神経が上田にあります。俊足、強肩に加え、バントやカットをする器用さがある。もしも、そこに「考え」が加わったらこんなに嫌な選手は他にはいないと思います。一方で、相手の作戦にまんまと引っかかってくれる選手は、相手を楽にします。球数を投げたくないところで初球を打ち損じてくれたら、守備にも攻撃にもリズムが出てきます。

 

 この先、上田に期待したいのは「考え」を持つことです。フィジカル面では敵なしなのだから、そこに「考え」が加われば鬼に金棒。そして、この緊急事態にだけ活躍するのではなくて、チームの生え抜きとしてレギュラーを掴んで欲しいと思います。かつて、上田は「3割3本30盗塁」を目標にしたいと言っていました。それが実現できるだけの選手だと思います。陽気で明るいところも上田の持ち味かもしれませんが、変わることを恐れずに、たくさんのファンの期待に応えて欲しいです。

 

 そして、この状況のなかで、きょうはこんなニュースが出ました。

 

www.sanspo.com

 

 これは、期待しましょう。

 

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