【特別企画】現・有・戦・力① 坂口智隆

 さて、きょうからプロ野球は4日間のお休みです。この期間に、開幕からの疲れを癒やし、怪我の治療、打撃や守備の調整、投手陣はローテーションの立て直しをすることが大切です。休みが明けると、約1ヶ月間のペナントレースを挟んだ後にオールスター休みがあります。そこまで駆け抜けるための大事な期間です。

 

 ヤクルトは、今シーズンも怪我に苦しんでいます。川端、畠山、小川、中村、西田、山中…挙げたらキリがないくらい。そこで、この休み期間中に、「現・有・戦・力」と名付けていまの戦力を改めて振り返ってみたいと思います。

 

 第1回はヤクルトのリードオフマン坂口智隆です。

 

 グッチは、2016年にオリックスからヤクルトに移籍してきました。坂口ほどの選手ならFAでもおかしくないのですが、オリックスとは自由契約ということで、ケンカ別れして来たというのが実際のところです。この移籍に、かつての同僚であった大引が絡んでいたことは想像に難しくありません。

 

 そもそも、ヤクルトは2016年の「1番センター」をドラフト1位で獲得する予定だった高山俊に任せる予定でした。高山は明治大学の出身で、六大学の最多安打記録を塗り替えたほどの選手です。現在は、阪神で活躍していますから、その実力はやはり本物でした。本来ならヤクルトが一本釣りできたのでしょうが、金本阪神に奇襲をかけられ、しかも一度は当たりを引いたと思ったのに、実は外れだったという珍エピソード付きで逃してしまいました^^;

 

 でも、結果的には、グッチがそれ以上の活躍をしてくれたのは言うまでもありません。オリックスの坂口といえば、何かと怪我をしているイメージがあったのですが(失礼)、2016年は3割近い打率を残してチームでは最多出場。今年はさすがに多少はガタが来るかなと思っていたのですが、ここまで打率.283、打点15と、しっかりと役目を果たしてくれています。

 

 また、特筆すべきはホームランで、昨シーズンは1本も出なかったのに、5月21日の阪神戦で移籍後初ホームランが飛び出し、6月6日のソフトバンク戦では2号ホームランを放ちました。今シーズンのヤクルトは、ホームランが少なくて打線に迫力がありませんが、こうしてグッチなど投手からすれば無警戒の選手から一発が出るというのは、相手の脅威になり、とてもいいですね。

 

 余談ですが、近鉄バファローズに所属したことがある現役選手は、MLBでは岩隈久志NPBではヤクルトの坂口智隆近藤一樹しかいません。岩隈と近藤は投手ですから、おそらく近鉄戦士最後のホームランを打つのは坂口になると思います。時と共に近鉄球団の名残が消えていくのは寂しいものですが、グッチのホームラン1本1本に思いを噛み締めて見届けたいと思います。

 

 ここから、グッチに求めたいものはとにかく「安定」です。本当に、このままで良いと思うし、これ以上は求めないからずっと安定して試合に出続けて欲しい。そう願っています。年齢はベテランと呼んでもいい32歳。とにかく体のケアを最優先して、休めるところで、きちんと休んで活躍を続けて欲しいですね。

 

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