加藤紗里論

 お笑い芸人の狩野英孝さんとのスキャンダルを経て、昨年から「自称・カープ女子」として、加藤紗里さんが話題を呼んでいます。「広島県出身なので昔からカープが好き」とここまでは良いのですが、「子どもの頃好きだった選手はケンタ」と謎発言をしたかと思えば、セ・リーグ順位予想に「巨人」と「ジャイアンツ」を同時に書いて、さらには「ロッテ」を入れてみたり。「40℃の熱があるので試合の途中だけど早退します」という投稿の写真には37.1℃だったりと、これまでネットで炎上した回数は数知れません。ただ、多くの人が「加藤紗里」という名前を覚え、面白半分にツイッターInstagramをフォローしました。今や、ツイッターのフォロワーは2万5000人超え。Instagramに至っては、9万人に迫る勢いです。

 

 結論から言えば、僕は、加藤紗里さんは、痛いカープ女子を演じてると思います。それなりにカープや野球のことを加藤紗里さんは分かっていながら、わざと炎上するようなカープ女子を演じている。でも、別にそれを愉快犯的に楽しんでいるわけじゃないと思うし、真面目な書き方をすれば、生きるためにやっていると思うんですよね。

 

 僕は職業柄、加藤紗里さんのようなモデルさんやタレントさんとはお仕事をする機会があります。いまの芸能界はかつてみたいな世界じゃないし、売れるのも難しいし、お金を稼いだりするのも大変。例えばアイドルも、かつては山口百恵松田聖子松浦亜弥みたいに絶対的な人気の人がいましたが、いまはAKBとか乃木坂とかいろんなグループがいて細分化されています。圧倒的な人気を集める人はいなくなったけど、アイドルで食べていける人は増えたっていう感じでしょうか。

 

 タレントさんも同じで、テレビに出ることが全てではなくなりました。実際に、Instagramやブログ、ツイッターの投稿だけで生計を立てている人もいます。ここだけの話、だいたい相場は「1フォロワー1円」これが、2円の人もいれば、もっと高い人もいる。つまり、Instagramに5万人フォロワーがいれば、なんらかの商品やお店をさり気なく写して投稿することで、5万円も入るんです。月に10回投稿したら50万円ですよ。恐るべし。業界では、これをインスタバブルなんて呼んだりしてます。

 

 加藤紗里さんはスキャンダルと、自称・カープ女子でテレビにもそこそこ言われるようになったし、元々オシャレで綺麗なモデルさんです。注目さえ集めることができれば、必ず応援する人も増えてくるものです。

 

 ある人がこんな話をしていました。世の中には「2対6対2の法則」というものがあるそうです。2割の人は何をやっても応援してくれる人。6割の人は、その人の状況によって支持したり反対する流動的な人。そして、最後の2割は何をやっても否定する人たち。流動的な人を含めて8割が否定しても、2割は常はファンがつくわけです。そして、流動的な6割の人たちも、もしも加藤紗里さんが「芸能界でやっていくために毎日辛かったけどがんばって痛いカープ女子を演じました」といつか種明かしをしたときに、「なんて根性のある子なんだ!」と肯定側にひっくり返るかもしれません。

 

 もちろん、加藤紗里さんに「自称・カープ女子」を演じているのかどうか直接聞いたことはありません。ただ、僕は、彼女が注目を集めるために挑戦した壮大な”プロレス”だと思っています。

 

 インターネット時代のプロ野球だからこそ、成立した彼女の「自称・カープ女子」。もしも彼女が演じているのだとしたら、大したものじゃありませんか( ´艸`)だって、野球を知ってないと、知らないふりはできないのだから。

 

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