開幕から19試合消化。伊藤智仁投手コーチの取り組み

 2017年シーズンが開幕して、19試合が終わりました。まだ、たったの19試合。シーズンはとても長いです。

 

 順位など今は気にすることないですが、我がヤクルトは7勝12敗の借金「5」で5位。チーム打率は.226でこちらも5位。チーム防御率は.294で2位に付けています。

 

 1993年に三菱自動車京都からヤクルトに入団した伊藤智仁選手。2003年に引退しますが、翌年から育成コーチ、2軍投手コーチ。2008年からは1軍投手コーチとして昨年までブルペンを守っていましたが、今年からは事実上のチーフとして投手陣をまとめています。プロ通算25年。ファンとすれば、ユニフォーム姿を1年でも長く見たいし、チームを去るときは監督を勇退するときであって欲しいと思っています。

 

 25年間も好きな選手が好きなチームで選手・コーチとして活躍している姿を見られていることは、本当に幸運なことだと思います。智さん、いつもがんばってくれてありがとう。

 

 昨年は、「投壊」とまで酷評されたヤクルトですが、19試合を終えたこれまでを振り返ってみたいと思います。伊藤智仁ファンの視点で。

 

 まず、昨年のドラフトは智仁ドラフトと言っても過言ではないほど速球派のいかにも智さんが好みそうなピッチャーをたくさん獲得しました。また、新外国人選手もグリーンを除いてすべて投手。ブキャナンは久しぶりに「当たり」の先発型外国人ですね。

 

 開幕時、先発ローテーションは石川、小川、オーレンドルフ、山中、ブキャナン、館山でした。カツオはオープン戦で絶好調でしたし、開幕してからも好調を維持しているようです。悩めるエースであるライアンは、昨年の秋季キャンプから、過去の勢いを取り戻すための取り組みをしてきました。これもファンから言わせてもらえば、いかにも伊藤智仁の考え方なんですよね。まずは、勢いのあるストレート。そして、テンポよく投げる。相手に考えさせない。だからこそ、生きてくる変化球。

 

 4月22日のカープ戦は、雨でしたが、ライアンのポテンシャルが出た試合だと思います。コーチとは、選手に教えるわけではなく、ポテンシャルを発揮させるのが主な仕事ですから、智さんの取り組みの効果が出たんだと思います。

 

 また、ポテンシャルというキーワードで連想されるのは、原樹理、杉浦稔大、石山泰稚のドラフト1位トリオです。どの選手もエースであるライアンと同各かそれ以上のものを持っているのに、成績が伴っていませんでした。

 

 しかし、特に杉浦と石山に関しては、中継ぎで使いながらですが、本来そうあって欲しいと思うようなピッチングをしてくれています。杉浦は23日のカープ戦で中継ぎ登板。2者連続三振でツーアウトを奪いながらも、”自分に酔いしれた”ストレートで被弾し同点に追いつかれました。良くないことなのですが、そこもまた智さんみたいだなーと思いました^^;

 

 慢心、油断。速球派の投手がついやってしまうことです。ストライクを取りに行った球が甘いところに入る。いわゆる置きに行った球。あの伝説の金沢での試合。9回裏タイムを掛けて打席を外した篠塚を見て、「俺を嫌がっている」と慢心した智さんは甘いストレートを投げてサヨナラを喰らいました。

 

 でも、そういうのも経験ですから、杉浦はよく反省して、次からは丁寧に投げて欲しい。そうすればまず打たれない。また、ルーキーの星くんは、ルーキーとは思えないような難しい場面で頻繁に起用されています。23日もオーレンドルフのあとにスクランブル登板。ピンチをつくりながらも、要所を締めて、4回無失点。プロ初安打も飛び出しました。智さんもそうでしたが、良いピッチャーは打撃も良いものです。3点差をひっくり返してもらいながらも後続が打たれて白星を失うあたり、「悲運」だなと思いますね。そんなところは智さんに似ないでね。

 

 さて、23日の試合でオーレンドルフが降格になりました。先発ローテーションに穴が空くのは館山に続いて2人目。前回は雨で流れましたが、近藤が準備をしていましたね。もう1人は誰になるのか楽しみです。石山は、勝ちパターンの1角なので、杉浦か原樹理かな。どちらにしても、先発で観るのが楽しみです。

 

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