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ヤクルトの熱いリードオフマン争い

 数年前まで、ヤクルトのリードオフマンといえば山田哲人だったが、2015年からさらにスケールアップし、今ではヤクルトどころか、侍ジャパンでも主軸を任されるようになった。

 

 昨年は、オリックス自由契約になった坂口智隆が加入し、登録抹消されることなくチーム最多の141試合に出場。自身5年ぶりの規定打席到達。出塁率はリーグ7位の.375をマークした。さらに、女性ファンからの人気も抜群で、今やヤクルトに欠かせない選手となった。

 

 今年、ヤクルトの1番バッターの座を争うのは、大本命の坂口を筆頭に、生え抜きの上田剛史と比屋根渉、そして2年目の山崎晃大朗だろう。

 

 開幕は大本命の坂口。まず間違いない。しかし、坂口が2年連続で年間を通じてプレーできるかと言われたら、それは過去の実績から言って難しいかもしれない。その時こそ、他の選手にチャンスが回ってくる時だ。

 

 将来はもちろん、山崎に不動のレギュラーになって欲しいが、個人的には比屋根が好きだ。比屋根は昨年、自分のことを「守備の人」などと発言したが、比屋根の本当の魅力はバッティングだと思う。比屋根のバットの軌道はクセがなく、綺麗だ。思えば、2015年は比屋根、川端が出塁し、先制点を奪うというかたちが出来上がっていた。

 

 真中は、坂口に信頼を置きつつも、上田と山崎がお気に入りだろう。2015年は、上田が復帰してすぐに不調でもなかった比屋根と入れ替えた。また、態度には出さなくても、大学の後輩であり背番号「31」の後継者である山崎は気になって仕方ないはずだ。

 

 本来、ヤクルトのリードオフマンの座は、数年前に上田がしっかりと掴み取らなきゃいけなかった。青木が抜けた時点で。現在リードオフマン争いをしている4人のなかで、最も才能があるのは上田で間違いない。野村監督の教え子であり、頭を使うタイプの監督である真中が近くにいるのだから、もっと真中から様々なことを学んで、意識を変えて欲しい。真面目に、そして頭を使うようになれば、青木宣親になれるのに。

 

 かつてのパ・リーグ最多安打男で復活を遂げた坂口。青木宣親になり得た上田。琉球スプリンター比屋根。そして、真中の後継者である山崎。それぞれがストーリーと、似て非なる個性を持っている。

 

 がんばれ、比屋根。ライバルたちは手強いぞ。

 

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